実践してみよう!
それでは早速実践してみましょう!それにはまず 「ハードディスク」 の構成をチェックする所から入ります。 「マイコンピューター」 をダブルクリックして下さい。
ここでチェックすべきは現在のハードディスクの数です。もしパソコンに搭載されているハードディスクが1つだとすると、この時点で最適化の視点から見るとアウトです。誉められた状態ではありません。
以下に紹介する操作はハードディスクが2つ以上あることが前提条件です。ハードディスクの増設ということですが、これにはお金が掛かります。お金に余裕のある場合は増設をおススメします。
予算が無い場合はハードディスクを2つあるかのように見せる 「パーティション分割」を利用しましょう。
「Cドライブ」 「Dドライブ」 などと1つのハードディスクを2つの領域に分け、あたかも2つあるように見せることができますので、これでハードディスクが2つ以上無ければならないという条件をクリアできます。

パーティション分割をする
パーティションの分割ですが、「Cドライブ」 の容量が40GB以下のハードディスクの場合は新しいハードディスクを増設してそれを 「Dドライブ」 にした方が懸命です。通常、方法としては2通りあります。1つはBIOSを立ち上げOSを読み込ませて行う方法、OSインストール時にパーティション分割をしてしまう方法です。
この方法はOSが既にインストールされている場合は初期化しなければならない(ファイルが削除される)ので、バックアップは必須です。
分割方法は以下のURLが参考になりますので載せておきます。
・パーティション分割について教えてください。(教えて!gooより)
・パーティションとその切り方(GIGAZINEより)
もう1つの方法はパーティション分割ソフトを使用する方法です。フリーソフトがありますのでこちらも以下のURLを参考にしてみてください。
・パーティションを操作できるフリーソフト
「GParted Live CD」
パーティション分割の際、例えばハードディスクが80GBの場合、その容量の割り当ては 「Cドライブ 20GB」 「Dドライブ 60GB」 がベストだと思います。
パーティション分割の操作は場合によってはデータを失う危険を伴います。必ず自己責任で行うようにしましょう。(…パソコン初心者の方で、本当にチンプンカンプンの方は避けた方がいいかもしれません。今の段階では知識として覚えておくことをおススメします。)
パーティション分割は無事出来たでしょうか?ここからは以下の説明は、ハードディスクが 「Cドライブ」 「Dドライブ」 と2つある状態が前提となっての解説となります。

ハードディスクを最高のパフォーマンスで使用する
実は右の図のように、ひとつのドライブにOSのシステムファイル、各種アプリケーションのプログラム、各種データが保存されている状態は良くありません。
断片化が顕著に現れる傾向にあります。特に各種データ(画像データやテキストデータ)は書き換えや削除が頻繁にされますので、大事なシステムやプログラムのパフォーマンスに影響を与えてしまうのです。
ハードディスクがひとつでパーティション分割をしていないパソコンは、初期設定のままだといずれ上の図のような状態になってしまいます。

こちらの図は、ひとつのドライブ(80GB)を
「Cドライブ 20GB」 「Dドライブ 60GB」 という感じでデータ用のDドライブに十分な容量を設けてパーティション分割した状態です。
これが理想的な状態といえます。
さらに欲を言えばハードディスクは2つ用意してドライブは3分割 「C」 「D」 「E」 とし、データを全て 「E」 で管理しましょう。それが最上級の状態です。
つまり、読み書き・削除の頻度の高いデータ(画像・動画・音楽・音声ファイル等)は、システムファイル・プログラムファイルとは別の場所にあるのが理想的なのです。
システムが保管されているCドライブは、上記の状態に環境を変えることで断片化のスピードを抑えることができるのです。

各種設定 (Windows XP での例)
・マイドキュメントフォルダはDドライブにWindows XP にある 「マイドキュメント」 フォルダですが、大抵の人はここに各種データを保存していると思います。
初期設定ではシステムと同じCドライブにありますので、これをDドライブに移動してスッキリさせましょう。方法は、あらかじめDドライブに 「マイドキュメント」
という名前のフォルダを設けて、「スタート」 → 「マイドキュメント」 上で右クリック → 「プロパティ」 を選択します。
「プロパティ」 から 「ターゲット」 タブを選択し、「ターゲットフォルダの場所」 で 「移動」 をクリックします。そして、先ほどDドライブ上に作成した 「マイドキュメント」 フォルダを指定して、「適用」 をクリックすればデータがコピーされ終了です。

・TEMPフォルダをDドライブに
これはあまり聞きなれないファイル名かとおもいますが、これはOSや各種プログラムファイルがデータの一時保管の場所として使用している場所なのです。
このTEMPフォルダを知らない人が多数かと思いますが、ファイルがたまりハードディスクを圧迫したり断片化が起こります。
そこで、TEMPフォルダをDドライブに移し断片化のスピードを遅くしましょう。まずあらかじめDドライブに 「TEMP」 という名前のフォルダを作成しておきます。
続いて 「マイコンピューター」 を右クリック、「プロパティ」 → 「システムのプロパティ」 で 「詳細設定」 タブの 「環境変数」 をクリックします。
そして 「TEMP」 を選択し、「編集」 をクリックします。「ユーザー変数の編集」 のダイアログボックスが開きますので、最初に作成したDドライブにある
「TEMP」 フォルダのフルパス(この場合は 「D:¥TEMP」 となります。) を打ち込んで 「OK」 をクリックします。
同じように 「TMP」 も設定すれば終わりです。ポイントは 「TEMP」 「TMP」 とも同じフォルダに指定することです。
この方法は、ハードディスクを2つ搭載しているパソコンに効果を発揮します。実は、ライティングソフトやレタッチソフト(photoshop ・ illustrator
など)は作業領域をハードディスク上に確保するのです。
つまり作業中に作成された仮のファイルをハードディスクに一時的に保存するのです。なのでこれらの保存先をDドライブにすることで作業パフォーマンスの向上が期待できます。
これはアプリケーションソフトによって設定方法が様々なので、マニュアルなどで確認してみて下さい。大体は、「環境設定」 というようなメニューがありますのでそこで設定できます。
…いかがでしたでしょうか?是非これらの技をもって快適パソコンライフを実現させて下さい。
因みに私管理人はこれらの設定を全て実行した上さらに仮想メモリの指定場所もDドライブにしたりして、それこそ出来うる設定は全て行っています。
これは実際に使用し続けると分かりますが、断片化のスピードは目に見えて遅くなっています。これでハードディスクの寿命は延びますしストレスも減ります。
今回は Windos XP を例にして解説しましたが、この仕組みが分かればどのOSでも行えますので違うOSの場合でも是非試してみて下さい。
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