3.5ドライブベイ
3.5 ドライブベイですが、「ドライブベイ」 とは、ハードディスクやCD-ROMドライブなど、パソコン本体に内蔵できるパーツや周辺機器を取り付けるために設けられた筐体(きょうたい)内の空間のことを言います。
筐体とは、簡単に言いますとパーツや周辺機器をまとめて格納するBOXのことです。 3.5 は3.5インチの事で、単位を変えると8.89cmということになります。
つまり、3.5 ドライブベイとは 「幅8.89cmの格納BOX」 ということですね。 ここでは、3.5 ドライブベイに格納できる機器の代表格、「マルチカードリーダー」 と 「フロッピードライブ」 について解説します。
カードリーダーとメディアの普及
デジタルカメラや携帯電話の普及と共に、コンパクトフラッシュやSDカードなどの小型の記録メディアが沢山出回るようになりましたが、これらのメディアをパソコンで読み書きできるようにするのが 「カードリーダー」 です。ここで、今現在発売されている主な小型記録メディアをまとめてみました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
SDカード | コンパクトフラッシュ | スマートメディア | メモリースティック | メモリースティックDuo |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
miniSDカード | microSDカード | XDピクチャーカード | マルチメディアカード | マイクロロライブ |
その他、このメディアから派生した商品が幾つかあります(メモリースティックProなど)。カードリーダーも色々発売されていますが、何種類のメディアに対応したカードリーダーなのかが、選ぶ際の一番のポイントになります。
例えば、自分が持っている携帯の記録メディアが、「XDピクチャーカード」 だとしますと、当然パソコンの3.5ドライブベイに内臓するカードリーダーは、「XDピクチャーカード」 に対応して欲しいですよね。あとは、データ転送の速度もチェックするポイントですが、今はほとんどが 「USB2.0」 という規格ですので特に気にしなくても大丈夫だと思います。
もし 「USB1.1」 なんていう表記を見かけたら、購入は避けましょう。「USB2.0」と比べると速度に天と地との差がありますので。
マウスコンピューターのカスタマイズでは 「USB2.0」、対応が コンパクトフラッシュ/スマートメディア/メモリースティック/SDカード/マルチメディアカード /マイクロドライブ の6メディア対応の3.5 ドライブベイの選択が可能です。
ちなみに、miniSDカードやmicroSDカードなどの超小型カードは、専用のアダプタを仲介する事で、SDカードの差込口を利用できるようになっていますので実質は6種類以上のメディアに対応が可能です。
フロッピードライブ (フロッピーディスクドライブ)
数年前のパソコンには標準で搭載されていたフロッピードライブですが、今は逆にフロッピーを標準で搭載しないパソコンが当たり前になっています。
3.5 ドライブベイ に搭載する機器としてフロッピードライブは絶対に必要ではなくなったのです…。
先に紹介したメディア達やUSBフラッシュメモリーなどにその役割を取って代わられるようになりました。技術が進歩し、とても嬉しい限りですが、馴染み深いフロッピーがいずれ消えてなくなると思うと、少し寂しい気もします…。もちろん必要であれば選びましょう。
因みにフロッピーディスクを発明したのは日本人で、ドクター中松という結構お笑い系で一時期フューチャーされていた、選挙にも立候補とかしている人です。
カスタマイズについて
各種カスタマイズ項目の解説
マウスコンピューター調査隊の更新履歴
- GeForce GTX970 登載のG-Tune NEXTGEAR i640GA7 レビュー!! - 2016年 4月3日
- ゲームPC最強か!? G-Tuneガレージを見学して知った凄い技術!! - 2014年 6月27日
- 21.5型のタッチパネル!! 富士通 ESPRIMO WH77/M(FMVW77MB)のレビュー!! - 2014年 6月22日
- マウスコンピューター 第五回アフィリエイターズカンファレンスに行ってきました!! - 2014年 5月7日
- G-Tune NEXTGEAR-MICRO im550BA4 の徹底レビュー!! - 2014年 3月28日
- 第4世代Intel CPUとNVIDIA Quadro K3000M を搭載したノートが発売!! - 2013年 11月11日